縮毛矯正やパーマをかける時に非常に気を使ってるポイントを紹介します。
「髪の毛」と言っても人それぞれ髪質も違うし
髪のダメージ具合も違うわけです。
それと、縮毛矯正とかパーマといっても「縮毛矯正剤」「パーマ液」の種類もいっぱいあります。
すごーく簡単にザックリいうと強・中・弱みたいな感じであって、それぞれをブレンドするとかなりのバリエーション(強さ)が出来るわけです。
強1種類しか準備しないサロンもあるようですが、、、猛者だ..俺から見たら
で、ざっくり言うと髪それぞれに
縮毛矯正・パーマをかける「ちょうど良い薬の強さ加減」があって
それをフジタは『ストライクゾーン』って呼んでます
そこにオプションで「ダメージに対する許容範囲」が、くっつきます。
例えば健康な髪のストライクゾーンはこんなイメージ↓
中の射線を引いてる円が『ストライクゾーン』=「ちょうど良い薬の強さ加減」
外側の空白の円が「ダメージに対する許容範囲」
健康な毛は比較的ダメージに対して許容範囲が広めです。
でもちょうど良い薬の強さ加減=ストライクゾーンはそんなに広いわけではありません。
このストライクゾーンに対して甘い方向に外れると、、
縮毛矯正・パーマの効きが甘かったり、かかりが悪かったりします。ですが深いダメージは受けにくい。
逆の
厳しい方向に外れると、、
縮毛矯正・パーマの効きがきつくなり、かかり強くかかったり質感がガサついたりして、ダメージを受けます。
カラーなどしててダメージしてる毛のストライクゾーンは健康な毛とは違う位置にあり
「ストライクゾーン」「ダメージに対する許容範囲」共に狭まります。
と言うことは健康な髪とは異なる薬剤を使用しなければストライクゾーンにハマらないというワケで
ちょうど良い、かかり・髪に質感とはならないのです。
ダメージ毛も、
このストライクゾーンに対して甘い方向に外れると、、
縮毛矯正・パーマの効きが甘かったり、かかりが悪かったりします。ダメージも、それなりに受ける。
逆の
厳しい方向に外れると、、
縮毛矯正・パーマの効きがきつくなり、かかりが強くかかったり、チリついたりして、時には酷いダメージを受けます。
逆に全くかかったように感じずバサバサになる事も。
健康毛と違い、もともとがダメージしてるので受けるダメージ具合もしんどくなる傾向。
もっとダメージしてるハイダメージ毛。
例えばブリーチしてるとか。毛先バッシバシ痛んでるみたいな。
こうなってくると「ストライクゾーン」「ダメージに対する許容範囲」共に、かなり範囲が狭まります。
で、もともとが、めっちゃダメージしてるし許容範囲が狭いのでストライクゾーンを外すと上記2例より酷いことになりやすい。。
と言うことは、めっちゃ どストライクにピンポイントで合わせていかないといけないということです。
例えば長い髪の毛で縮毛矯正するとき根元から毛先まで均一なダメージをしているケースは少ない。
根元〜中間までは、そこそこのダメージで毛先はハイダメージなケースはあるあるだったりします。
*ここではダメージレベルを5段階で表記
こういうケースは1種類の薬剤だけでは良い仕上がりになりにくいわけです。
上記のパターンでいうと 2,3はダメージ毛 5はハイダメージ毛
それぞれのストライクゾーンもダメージの許容範囲が違うからですね。
ビフォア 根元〜中間は月1ペースのカラー毛 毛先はブリーチ&縮毛矯正の経験あり
2年半くらい縮毛矯正していなかったので、ほぼ全体的にクセ出てきてる感じで縮毛矯正を経験してる毛先もボソボソしてました。
結構、長い髪ですが履歴が分かってれば、そう難しいことはない
アフター
しっかり、その髪のストライクゾーンを捉える事が出来れば
綺麗で柔らかく艶がある髪の毛を得る事が出来ます。
反対にストライクゾーンを外すと大変な事も起きます。
特に美容院でする施術で1番難しいのは縮毛矯正です。
参考にしてください!
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