・ルーツ=根元とかいう意味ですがココで言うのは『根元付近』の意
・セニング=細くするとかいう意味ですがココでいうのは『髪を削ぐ・減らす』の意
要は髪の毛を根元から梳く・削ぐ・減らす行為のこと
このルーツセニング、メリットとデメリットがあります。
【メリット】
・大胆に髪の量を減らすことができる
・髪の質感をそこまで損なわずにセニングできる
【デメリット】
・入れすぎると質感が著しく荒れる
・入れる場所を間違うと大変
簡単にいうと、こんな感じ。
今日、担当させていただいたお客さま。二ヶ月前に他店で切られたそうです。
(画像などウェブにアップすることは承諾を頂いてます)
基本的には髪のクセがあまりない方なんですがルーツセニング入りまくりでパサパサ短い毛が表面にも出てきてて
中の方は短い毛が増えることで動くまくってました。。
指差してるあたりからハサミ入れてるから、この辺から髪のクセが出ちゃう
そう!ハサミを入れた(梳いた)所から髪の毛は動いてしまうんです(ここ重要)
元々は、そんなクセ毛ではないのに!
画像だと分かりずらいので動画で、、
結構、動いちゃってるのが分かると思います。
表面近くも結構、入っちゃってて浮いちゃってる。。
短い毛が押し上げてしまうから
質感も宜しくはない状態
引き出すと、、
あちゃ〜
動画の方が分かりやす
サイド、耳周りもガッツリ入ってた
引き出すとこんな感じ
髪を結わえた時にボロボロ落ちてきちゃうっすね。。
左バックサイドもガッチリ入ってました
もう短い毛が入ってる所から動いてしまってるのが一目瞭然
で、このルーツセニング。
ルーツセニングが悪いわけじゃなくて、入れ方(入れる位置)とバランスが大事とフジタは考えているワケです。
そこを理解せずにやりすぎちゃうとデザインや髪の質感を著しく壊してしまう怖いテクニックでもある
過去にも、いっぱーーーーーーーーーーーい
こういう、お客さんいましたけど、、、
最近、ちょこちょこフリーのお客さん入ると、やっぱ今だに多いんだな〜って思った次第。。。
美容師それぞれ考え違うけど
ここまでしてしまうルーツセニング….
藤田的に『ナシ』のやり方=切り方=考え方
髪はやっぱり綺麗で扱いやすいのが良いでしょ
そういう観点から、こういうカットの仕方は厳しいかなーって思う
しかも、お客さんに聞いたら頼んでもないのに、こんなに髪減らされた(削がれた)みたい。。
こういうパターンもあるあるっす。
心当たりあって気になる方は気軽に、ご相談ください
時間かかりますが直りますんで。
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