縮毛矯正・ストレートパーマ

危険な橋を渡らない勇気

先日、縮毛矯正に来てくれた新規のお客さま

写真を見る限りだと分かりにくいですが

過去にストレートパーマとブリーチの経験があり

泡カラーもしてて、毎日のように自らアイロンをかけてる方で

髪を濡らすと半分くらいテローンとした感じ

乾かす時に指に引っかかってくる感じで既に乾かすとチリチリしてる部分あり

以上の状態だけ聞くだけで分かる美容師さんは分かると思います。

 

はい。縮毛矯正やめときました。

 

せっかく予約入れて来てくれてるし、お客さんは縮毛矯正したい気分で来てるのも分かる

美容師的にも何とかしてあげたい気持ちもあるし

決して短くはない時間枠を取ってしまってもいます。。

 

ですが、良い結果にならない確率が高すぎるので止めときました

縮毛矯正で事故ると結構、取り返しがつかなくなるケースが多い

 

酷い場合だと、髪が「ビビる」といってチリチリになってしまう状態に陥る事も、、

こうなると治す事は、ほぼ不可能です。

例え、体裁よく状態を良く出来たとしても結局は切らなければいけない状態になります。

 

それよりでしたら、時間をかけていい状態にしながら

危険な箇所の髪の毛は切りながら、いつか大丈夫!って状態になってから

改めて縮毛矯正した方がいいと思います。

 

それが、お客様、美容師双方のためにいいんじゃないかと思っています。

だって、仮に無理して施術して髪の毛をビビらせたりしてしまって失敗してしまったら

お互い、絶対『チーン』って、なっちゃうから。。

 

その後も『直る』まで、時間かかるしね

 

それよりだったら、危険な橋を渡らない方がいいと僕自身も思ってますし

お店全体で、そういう風な時はこうしようと共有しています。

 

美容師的にも

・何とかしてあげたい

・何とかできるんじゃないか

的な、思いが出て来ますが、セイフティーに冷静に判断して、お客様に分かるように説明してあげる

これも、立派なプロの仕事でもあると思うのです。

 

美容院での【事故】いろいろ

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藤田 洋介

オーナーRIFF
1976年、青森県黒石市生まれ。美容室『RIFF』を運営。プロの理美容師を対象としたカットスクール『R.id』も主宰している。 『共育』をモットーに自サロンでも主宰しているカットスクールで指導中。【美容師】【経営者】について勉強・成長していきながらスタッフ教育に力を入れていく。趣味は山・海遊び

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プロフィール

 

RIFF代表  藤田 洋介

 

青森県弘前市でリフという美容院でオーナースタイリストしています。

 

カット講師もこなし自サロンでは教育に力を入れています。

 

趣味はアウトドア全般で休みはもっぱら海か山に遊びに行ってます。

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